肩凝り、膝関節症の原因は「腰」
「腰痛、10の大間違い」
⑦肩凝り、膝関節症の原因は「腰」
◯肩凝りは何故起こるか。
人間の骨格を見ると、他の動物と比べれば判る様に「二足歩行」をしていますが、重力に大して上から順に「頭~背骨~骨盤から足」と縦に積み上げられています。
頭はボーリングの球の重さ(11ポンド位)があり「足~骨盤~背骨~頭」と縦にバランスが取れてないと体は支えられません。(実際には「骨盤」は「足」の一部)
「①原因は確実にある」で書いた様に「背骨」と「足」が連結する関節「仙腸関節」が、四足歩行の為の構造であるのに、人間は二足歩行をするので、この「仙腸関節」は誰でも必ず「捻れ」ます。
背骨と足の連結部が捻れれば「背骨」は正常に直立出来なくなります。背骨は骨盤の捻れを受け止めて、背骨全体が「ラセン状」に捻れて重たい「頭」を支えます。
その現象で現れるのが「腰が曲がる」「側湾症」「反り腰」「猫背」「巻き肩」「ストレート背骨」「ストレートネック」「スネークネック」「肩の高さが左右違う」など。
症状としては「背中痛」「首痛」「肋間神経痛」「頭痛」「疲れ目」「めまい」等その他様々で、そのうちの一つが「肩凝り」です。
人間は、体を支える為の前足を「腕」として最大限利用しいる為に、腕の支え部にあたる「肩」に大きく負担が掛かり「肩凝り」が起き易いのです。
よく、肩が物凄く硬いのに肩凝りは感じないと云う方が居ますが、それは肩周辺の筋肉の硬直が長期定住しているので本人は感じなくなっているだけです。
「背骨」の単純な捻れ状態から、背骨の各関節に「歪み・変位」があると、単に「凝る」「重たい」だけでなく「激痛」になります。「激痛」も関節が正されると消滅します。
肩凝りも全身症状の現れなので、肩の凝りだけ取れればそれで良いと云うものでは無いのでご注意下さい。
◯膝痛は何故起こるか。
何度も書きましたが、骨盤の「仙腸関節」からが「足」です。
その足の始まりの関節に「捻れ」が入るので、それを受けて足全体が左右それぞれ捻れてしまいます。
付け根が捻れた状態で足が常時使われているので、段々「脚」の各所が傷んで来ます。
その現象として現れるのが足の各所の痛みや変形です。「股関節痛」「臀部痛」「かかと痛」「外反母趾」「扁平足」「甲高足」「足がつる」「肉離れ」「足の魚の目・マメ」「巻き爪」などなど。
「膝痛」「変形性膝関節症」もその一つです。
左右の靴のカカトの減り方を見ると足全体の捻れ状態が分かり易いです。
上記の症状だけで無く、足全体が捻れた状態になっているので筋肉も強張り、血液・体液の循環が上手く行きません。その現れが「足のむくみ」「冷え」「しびれ」「足の疲れ」「静脈瘤」など、色々な現れ方が有りますが状態は同じ「体液の循環不良」であり、その原因は骨盤「仙腸関節」の捻れです。
二足歩行の、人間の「膝」はとりわけ大きな負担が掛かります。一つの関節に全体重が掛かり、もし誰かをおんぶして下り坂を歩けば100kgを軽く超える荷重が掛かります。その中で屈伸をしなければならないので「膝関節」は特に傷め易い部位と言えます。
膝が痛くなると整形外科で先ずレントゲンを撮って「膝関節」の状態を見ますが、実は関節の状態より筋肉の状態を見る方が大切です。
人間の「骨盤」は他の動物と比べると特別に大きい。それは当然「二足歩行」に対応したもので、「脚」を操作する為に大量の筋肉が必要であり、その為に「骨盤」が巨大です。
巨大な「骨盤」から始まる大量の筋肉はどこに行くのか?
力の強い大量の筋肉の殆どが「膝」に行きます。骨盤が歪めば骨盤に関連する筋肉群は正常に働けなくなるので、その負担が反対側の筋肉の「終始部」、つまり膝関節周辺に痛みを発します。
この状態は、実際に触診して、筋肉や骨盤の状態から判断しますが、レントゲンやMRI には映らないので触診をしない整形外科では見落とされ、画像に映る事象だけで病名が特定されてしまいます。
骨盤からの筋肉が不均等に膝を引っ張っている状態が長期に及ぶと、いよいよ「膝関節の変形」へと発展します。関節の軟骨部はよく云われる様に「すり減り」ません。足全体を片寄った使い方をしているから変形したり、軟骨が窒息して減って来るのです。
⑦肩凝り、膝関節症の原因は「腰」
◯肩凝りは何故起こるか。
人間の骨格を見ると、他の動物と比べれば判る様に「二足歩行」をしていますが、重力に大して上から順に「頭~背骨~骨盤から足」と縦に積み上げられています。
頭はボーリングの球の重さ(11ポンド位)があり「足~骨盤~背骨~頭」と縦にバランスが取れてないと体は支えられません。(実際には「骨盤」は「足」の一部)
「①原因は確実にある」で書いた様に「背骨」と「足」が連結する関節「仙腸関節」が、四足歩行の為の構造であるのに、人間は二足歩行をするので、この「仙腸関節」は誰でも必ず「捻れ」ます。
背骨と足の連結部が捻れれば「背骨」は正常に直立出来なくなります。背骨は骨盤の捻れを受け止めて、背骨全体が「ラセン状」に捻れて重たい「頭」を支えます。
その現象で現れるのが「腰が曲がる」「側湾症」「反り腰」「猫背」「巻き肩」「ストレート背骨」「ストレートネック」「スネークネック」「肩の高さが左右違う」など。
症状としては「背中痛」「首痛」「肋間神経痛」「頭痛」「疲れ目」「めまい」等その他様々で、そのうちの一つが「肩凝り」です。
人間は、体を支える為の前足を「腕」として最大限利用しいる為に、腕の支え部にあたる「肩」に大きく負担が掛かり「肩凝り」が起き易いのです。
よく、肩が物凄く硬いのに肩凝りは感じないと云う方が居ますが、それは肩周辺の筋肉の硬直が長期定住しているので本人は感じなくなっているだけです。
「背骨」の単純な捻れ状態から、背骨の各関節に「歪み・変位」があると、単に「凝る」「重たい」だけでなく「激痛」になります。「激痛」も関節が正されると消滅します。
肩凝りも全身症状の現れなので、肩の凝りだけ取れればそれで良いと云うものでは無いのでご注意下さい。
◯膝痛は何故起こるか。
何度も書きましたが、骨盤の「仙腸関節」からが「足」です。
その足の始まりの関節に「捻れ」が入るので、それを受けて足全体が左右それぞれ捻れてしまいます。
付け根が捻れた状態で足が常時使われているので、段々「脚」の各所が傷んで来ます。
その現象として現れるのが足の各所の痛みや変形です。「股関節痛」「臀部痛」「かかと痛」「外反母趾」「扁平足」「甲高足」「足がつる」「肉離れ」「足の魚の目・マメ」「巻き爪」などなど。
「膝痛」「変形性膝関節症」もその一つです。
左右の靴のカカトの減り方を見ると足全体の捻れ状態が分かり易いです。
上記の症状だけで無く、足全体が捻れた状態になっているので筋肉も強張り、血液・体液の循環が上手く行きません。その現れが「足のむくみ」「冷え」「しびれ」「足の疲れ」「静脈瘤」など、色々な現れ方が有りますが状態は同じ「体液の循環不良」であり、その原因は骨盤「仙腸関節」の捻れです。
二足歩行の、人間の「膝」はとりわけ大きな負担が掛かります。一つの関節に全体重が掛かり、もし誰かをおんぶして下り坂を歩けば100kgを軽く超える荷重が掛かります。その中で屈伸をしなければならないので「膝関節」は特に傷め易い部位と言えます。
膝が痛くなると整形外科で先ずレントゲンを撮って「膝関節」の状態を見ますが、実は関節の状態より筋肉の状態を見る方が大切です。
人間の「骨盤」は他の動物と比べると特別に大きい。それは当然「二足歩行」に対応したもので、「脚」を操作する為に大量の筋肉が必要であり、その為に「骨盤」が巨大です。
巨大な「骨盤」から始まる大量の筋肉はどこに行くのか?
力の強い大量の筋肉の殆どが「膝」に行きます。骨盤が歪めば骨盤に関連する筋肉群は正常に働けなくなるので、その負担が反対側の筋肉の「終始部」、つまり膝関節周辺に痛みを発します。
この状態は、実際に触診して、筋肉や骨盤の状態から判断しますが、レントゲンやMRI には映らないので触診をしない整形外科では見落とされ、画像に映る事象だけで病名が特定されてしまいます。
骨盤からの筋肉が不均等に膝を引っ張っている状態が長期に及ぶと、いよいよ「膝関節の変形」へと発展します。関節の軟骨部はよく云われる様に「すり減り」ません。足全体を片寄った使い方をしているから変形したり、軟骨が窒息して減って来るのです。