1、側湾症の正体

「側湾症=横に湾曲する症状」と云う病名が付いていますが、実際には「前後左右の湾曲=ラセン状の捻じれ」と云うのが実際の状態です。
ですから側湾症と云っても、左右の湾曲と同時に前後の湾曲も混ざっており、レントゲンに写る左右の湾曲だけの現象では無くて背骨全体が、正確に云うと体全体が前後左右に捻れる「ラセン状の捻じれ」になっているのです。
「骨盤」が捻れるだけでなく、肩も左右傾いたり前後に捻じれ、顔が傾いたり、注意して見ると下半身、脚も連動して同じ様に捻じれの状態になっている事に気が付くと思います。
 これで判るように、悪いと思っていた所だけの問題では無く、全身症状の中の一部だけを問題視しているという事に気付かれると思います。

2019年9月23日